秋学期に向けて

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学年歴的には8月初旬の定期試験明けから明日9月22日の秋学期の開始までが夏休みとなっている。ほぼ1ヵ月半の長い期間であり、我々教員はこの間授業はないので暇かと思いきや、お盆休みを除いてはオープンキャンパスなどの様々な業務はもちろんのこと、研究、秋学期に向けた講義準備、論文書き、申請書書きなどやることは一杯ある。なかなかゆっくりできない。
今年度は秋学期に看護学科の薬理学を担当することになったので例年以上にやることが多い。更に昨年度の学生さんらが頑張ってやってきた成果がたくさんあるので、これを論文として着実に出していくこともしなければならない。そういう意味でこの1ヵ月半は結果的には短かった。もっと欲しいくらいと感じている。明日からは秋学期が始まり授業も多くなるが、タイムマネージメントをしっかりしてうまくやっていくしかない。

 

この夏休みは個人的には特にどこかに旅行することはなかったが、相変わらず娘のよさこい演舞を観に行ったり、友人らと飲みに行ったりしていた。時々、卒業生からもお声がかかったりしたので近況なども聞くことができた。それぞれの場所で活躍しているのを聞くととても嬉しい。最近では卒業生から教員採用試験に合格したという連絡をもらった。一緒に夏休みに試験対策をしたこともいい思い出となった。卒業後もこちらを頼ってくれることは本当に教師冥利に尽きる。

 

今年の卒論生も徐々にこの夏休み終了時までに進路などが決まりつつある。昨年よりは少しペースは遅いが10月くらいまでに全員が決まってくれるだろう。
卒論のペースは例年よりは遅く、夏休みをフルにとっている学生さんが多いが、それは個人の考え方なので仕方がない。大学院に行く学生さんは夏休み後半あたりからは研究しに来ているので少し自覚はあるようだ。確かに大学院になったら研究室によっては夏休みなんかはないので、今からそういう気持ちでやるのは大切なことだと思う。どんなテーマでも責任をもって未知のことを探究するという姿勢が求められるのだと思う。

 

6月末に緑内障と診断されてから目のほうが今一つである。どうしてもPC仕事が長くなると目が霞んできて集中力も続かなくなる。実験していても細かい作業が以前より難しくなってきている。老いていっているのだと自覚はしたくないのだが、体がいうことをきかないとどうしてもネガティブになってしまう。今後、病気とうまく付き合って自分のペースを見つけていかなければならないのだろう。

 

秋学期も始まるとあっという間に過ぎていくと思うので、あとから後悔しないように1日1日を大切にやっていきたい。

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