2019年4月1日に京都学園大学から京都先端科学大学に大学名が変わった。それに伴って大学内にいろんな変化が起きた1年間であった。
個人的には、4月1日付けで教育開発センター長に任命され、この1年間はその業務で忙殺された。特に新しく学修成果の可視化ということで全学的に学修ポートフォリオの構築を行わなければならなくなったので、その中心組織として教育開発センターが動かなければならず、センターの職員の方々と様々な議論をしながらこの3月にようやく目途が立った。なんとかセンター長の役割を果たせて良かった。
教育・研究のほうでは、今年度は12名の卒論生が分子生物学研究室で配属され、そのうち6名の学生の指導をした。なんとか2月の卒論発表会では全員がポジティブな研究結果を発表することができて安堵している。
そして、自分にとってはこの京都先端科学大学になっての1年がこの大学での最終年となってしまった。
この3月末をもってこの大学を退職し故郷である名古屋で再出発をすることになった。
在校生の皆さんには卒業まで見ることができなくなってとても残念であるが、遠くから皆さんの頑張りを見つめていきたいと思っている。
こちらとの別れの際に様々な在校生や卒業生から色紙や記念品をもらい感謝してもしきれない。
この大学でバイオ環境学部開設から14年間を走ってきて、これまで11期生にわたる素晴らしい卒業生を輩出できたのが何よりもの宝である。