専門実験の季節

2018年度が始まって約1カ月半。16人の4回生は就活や公務員や教員試験、大学院試験のための勉強に忙しくしている。

早い学生は現段階で内定をもらっているが、夏までは納得のいくまでやるようである。
昨年に続き今年も日本電産の内定をもらった学生がいるので研究室としては幸先が良い感じである。
あとは、学生それぞれが自分の目指す道に向かって結果を出すことを祈るだけである。

毎年のことだが、GWがあけて少し経つと3回生への分子生物学実験が始まる。今日がその初日であった。
今日はオリエンテーションだけなので30分程度で終わったが、この実験を行うにあたっての重要事項を細かく伝えた。学生のほうのリアクションは良かったのではと思う。来週からの実験がうまく進むかは、学生さんの前もっての実験書の読み込みと当日の実験の段取りにかかってくるだろう。こちらはしっかりと指導して全員がこの実習で何かを得ることができるように応援したい。
毎年行っている2日間の発表会も楽しみである。

卒論発表が終了

本年度の分子生物学研究室の卒業研究発表会は2月16日(金)にあり、15名の卒論生の発表が滞りなく終わった。それぞれの持ち味を出した発表だったと思う。
他の研究室の発表も聞いたが、どの研究室の発表よりもスライドや内容、プレゼンの仕方など勝っていた。それなりに練習した成果も出ていたと思う。
やはり4年間の集大成であるので、最後は一番の発表をしてもらいたいし、こちらも少しハードルを高くして指導している。
一番嬉しいのは、発表後に「自分でもいい発表ができだと思いました。指導有難うございました。」と言ってくれたことである。
毎年、最初は卒論発表に不安を持っても、発表後は自信を持ってやりきったという表情が滲み出ている。そういう姿をみてこちらも1年間卒研生を指導してきて良かったと感じる。

卒業式まで1ヶ月もないが、残り少ない大学生活を思う存分謳歌してもらいたい。

卒論も大詰め

2018年になって早いもので1か月以上経ち、4回生はいよいよ卒論発表が来週に迫ってきた。
一昨日あたりからスライドを修正しつつ発表練習も始まり、卒論発表までクオリティーを上げていくことになる。
昨年までは指導上の問題もあり実験できない学生さんもいて調査報告的な発表もあったのであるが、本年度は新しい先生も入って実験のほうは全ての学生がきっちりこなすことができた。もちろん実験量の幅はあり、物足りなさもあるけれど何らかのデータを持っているというのは本来の我々の学科の目指すところではある。
我々としてはそれを最終的には論文発表まで持っていって成果を出し、外へ発信するというのが重要となってくる。
今後、高校生の数もだんだんと少なくなり大学間、学部間の競争が激しくなっていく中で、アピールするものがなければ自然消滅していくのは仕方がない。そうならないためにも教員ができるところは努力しなければならない。
来週の発表が今の4回生にとって素晴らしいものになるようこちらもギリギリまで叱咤激励したい。

娘の成人式

本日、無事娘の成人式を終えることができた。
生まれてからあっという間の20年であった。
その間、いろんな方々にお世話になったわけで、一人一人にその感謝の気持ちを伝えなければならない日でもある。
本当に有難うございました。

女の子なのでやはり振り袖姿をみるのは感慨深かった。この振り袖は妹が27年前に着たものであり、妹にとっても良かったと思っている。

実際には来月20歳になるわけであるが、これからますます大人としてしっかりと意見を持てる人間として成長してもらいたい。
陰ながら応援していきたい。